通信教育『スマイルゼミ』の評価は?徹底解説!!
スマイルゼミは幼児から高校生まで、幅広い世代に人気の通信教育の一つです。
その人気は2023年に米国へ進出するほど高まっています。
しかし、その口コミ・評判を調べてみると、「いまいちだった」という声も多くあります。
そこで今回は、実際にスマイルゼミを3カ月間にわたって体験調査してみました!
「スマイルゼミを始めたいけど、悪い評判は本当?」
「スマイルゼミの受講は、どんな子どもにおすすめ?」
「スマイルゼミのメリットとデメリットを知りたい!」
これらの疑問を抱えている親御さんは必見です!
スマイルゼミの評判から分かったメリットは?
調査した口コミに加えて、「これがスマイルゼミのメリットだ!」と感じるポイントをまとめました。
- 専用タブレットで1日にやるべき学びを分析してくれる
- 戻り・先取り学習で自分のペースに合わせられる
- 勉強した分だけアプリで遊べる仕組みでやる気が続く
- 専門講師の映像授業やアニメーション教材で直感的に分かる
- その日にがんばった学習内容を保護者も確認できる
それでは、一つずつ解説していきます!
メリット①専用タブレットで1日にやるべき学びを分析してくれる
スマイルゼミを運営するジャストシステムが開発した専用タブレットが、お子さんの学習状況や問題の正答数の積み重ねたデータを日々分析し、その日にやるべき学習内容を自動で提案してくれます。
学力診断テストの結果を受けて、弱点を伸ばすことに特化した問題を集中出題してくれたり、発展クラスでは基礎を固めた後に教科書の範囲を超えた応用的な難問も出してくれるのです。
また、書く問題でも自動丸付け機能に対応しているので、テンポよく問題を解き進められるのも魅力的です。
常にお子さんの正答率を分析しながら出題する問題を変えてくれるので、無理せず学習を続けられます。
メリット②戻り・先取り学習で自分のペースに合わせられる
幼児から小学生コースでは、算数や国語といった科目に限り、自分の年齢から中学3年生の範囲まで全教科の学習を受けられます。
漢字や計算問題は子どもによって得意・不得意が分かれるので、苦手な単元は下学年に戻って復習し、得意な単元はどんどん学年を超えて先取り学習を進められるのが特徴です。
中学生コースでも、標準クラスでは、1年生から現学年の範囲まで、特進クラスでは1学年上の範囲まで学習できます。
無学年方式なので、学校の進捗に合わせなくても自分のペースで進められるので、お子さんの学習意欲を刺激してくれるでしょう。
メリット③勉強した分だけアプリで遊べる仕組みでやる気が続く
スマイルゼミは専用タブレットを用いるとはいえ、学習コンテンツばかりが充実しているわけではありません。
かわいいオリジナルキャラクターの着せ替えを楽しんだり、ほかのユーザーとランキングで競い合うゲームなど、勉強の息抜きに最適な楽しめる機能が盛りだくさんです。
例えばオリジナルゲーム機能は、勉強をした分だけアプリで遊べる時間が増える仕組みを採用しています。
これらの機能により、お子さんは勉強へのモチベーションを高く保てるでしょう。
メリット④専門講師の映像授業やアニメーション教材で直感的に分かる
スマイルゼミのコンテンツは、ドリル学習だけでなく、専門講師によるオンライン映像授業も視聴できるのが特徴です。
学校の授業では理解できなかった単元に絞って学習できるので、効率的な学力アップが期待できます。
映像授業は配信期間中であれば何度も視聴できるので、分からないところは理解できるまで何度も授業を確認することも可能です。
テキストだけでは分かりづらい算数・数学の図形やグラフといった問題、動物の特徴といった身近なテーマも、アニメーションや音・映像を使って分かりやすく学べます。
メリット⑤その日にがんばった学習内容を保護者も確認できる
スマイルゼミでは、保護者がスマートフォンの専用アプリを使うことで、日々のお子さんの学習進捗を可視化したグラフを確認できます。
また、学習時に仕事や家事で離れていても、アプリのトーク画面を通じて直接お子さんにフォローや応援のメッセージを届けることも可能です。
このように近くに保護者がいなくても、お子さんは安心して一人学習を進められます。
スマイルゼミの評判から分かったデメリットと対策方法
次に、「これはスマイルゼミのデメリットかも…」と感じるポイントをまとめました。
- 受講料金はどの学年もやや高めに設定されている
- 専用タブレットの取扱には細心の注意が必要
- 通常のタブレットとしては使えず、他タブレットの使用も不可
デメリット①受講料金はどの学年もやや高めに設定されている
ほかの通信教育と比べると、幼児から小学生・中学生それぞれのコースの受講料金はやや高めに設定されています。
毎月多くの学習コンテンツをタブレットに配信してくれるので、妥当な料金設定ではありますが、学年が上がると料金も高くなってしまいます。
また、発展的な内容を受けたい場合は、料金が高いクラスに変えざるを得ません。
さらに、入会金は不要ですが、専用タブレットの端末代金も一部料金の支払いが必要となってしまいます。
【対策法】
スマイルゼミの利用料金を毎月払いから一括払いにすることです。
スマイルゼミでは6ヵ月一括払いと12ヵ月一括払いを選べます。
学年により異なる可能性もありますが、6ヵ月一括払いの場合はひと月あたり550円、12ヵ月一括払いの場合はひと月当たり990円の割引が適用されます。
12ヵ月一括払いであれば、約11,880円もおトクになるということです。
また、継続割引もあり、2年目以降は継続年数に応じて受講料金の割引が適用されます。
12ヵ月一括払いの方は、2年目は1,200円割引、6年目は6,000円と大幅な割引を適用できます。
デメリット②専用タブレットの取扱には細心の注意が必要
スマイルゼミの専用タブレットは、入会時に一部の端末代金を支払う必要があります。
以降は学習コンテンツを自由に使えますが、お子さんが専用で扱うため乱暴な取扱いには注意が必要です。
タブレットのメーカー保証で、自然故障や初期不良であれば最初の1年間は無償交換ができます。
しかし、自然災害や紛失といった事故により故障が発生した際は有償交換となってしまい、別のタブレット分の購入金額全額(税抜39,800円)を支払わなければいけません。
付属アクセサリのペンやケースも同様で、壊れてしまい使えなくなった場合は、専用サイトでアクセサリを別途購入する必要があります。
【対策法】
第一の対策としては、学習時の取り扱いについてお子さんとルールを決めることです。
専用タブレットは遊ぶコンテンツもあるので、無理な姿勢でタブレットを使わない・お風呂場や遊び場には持ち込まないといった約束事を決めておき、故障が発生してしまいそうな場面を未然に防ぎましょう。
そのほかの対策として、スマイルゼミが用意しているあんしんサポートに加入する方法もあります。
年間3,960円を支払えば、踏んでしまったり落としてしまったといった過失による故障でも、故障時に6,600円を支払えば端末を交換できます。
メーカー保証外で高い購入金額を支払うよりは安価にすむので、保証オプションに加入することも選択肢の一つです。
デメリット③通常のタブレットとしては使えず、他タブレットの使用も不可
専用タブレットでは有害と判断されるサイトへのアクセスや他アプリのダウンロードをすることはできません。
そのため、通常のAndroidタブレットとして使うことは不可能です。
これはお子さんのアクセス制御という面ではメリットといえますが、タブレットをほかの用途でも家族で使いたいという場合にはデメリットになります。
また、学校で支給されるタブレットやご自宅にあるほかのタブレットを代わりに使用することもできません。
入会時には必ず専用タブレットの入手が必要なので、どうしてもタブレット料金は負担せざるを得ません。
【対策法】
これについては、お子さん以外の利用を諦めるしかありません。
通常のタブレットがどうしても欲しい場合は購入することを推奨します。
お子さんがインターネットを利用する分には、アクセス制御の範囲内で使えるので、専用タブレットを活用してもらうようにしましょう。
タブレット代がもったいないという場合には、ご自宅のタブレットで利用できるほかの通信教育も検討してみてください!
スマイルゼミを利用するべき人とは?
ここまでメリットやデメリットを見てきた結論として、スマイルゼミを利用したほうがいい人・利用しないほうがいい人の特徴が見えてきました。
ここからは、「どのような人におすすめできるのか?」「どのような人におすすめできないのか?」について深堀りしていきます。
スマイルゼミをおすすめできる人の特徴
①お子さん一人でも学習できる環境を用意したい
スマイルゼミの専用タブレットでは、幼児から中学生どの年代であっても、一人で学習を進められるようにタブレットがサポートしてくれます。
共働きで放課後はお子さんが一人の環境が多い状況でも、無理なく一人で学習を進められるのがスマイルゼミの特徴です。
また、専用タブレットなので、有害な他コンテンツは自動でブロックされたり、インターネットのアクセス利用制限をかけることもできます。
学習後のゲームやネットサーフィンも、専用タブレットに安心して任せられます。
学習の計画を立てることが苦手なお子さんでも、タブレットが自動でその日にやる問題をオーダーメイドしてくれるので、保護者のサポートがなくても問題なく学習を進められるでしょう。
②お子さんの成長に合わせた学習のレベルアップを図りたい
スマイルゼミは、お子さんの発達段階や学校の教科書に準拠した基礎固めから始まります。
しかし、得意な範囲はどんどん学年を先取りして学習できるという”無学年学習方式”を採用しているので、お子さんの成長に合わせて学習内容をレベルアップさせることが可能です。
また、標準クラスに加入した途中で、発展クラスや特進クラスに切り替えることもできます。
基礎範囲の理解が追いついた後は、その学力をより伸ばす環境も用意してくれるので、お子さんに学びたい分だけどんどん学習を進めて欲しいと考えている保護者におすすめです。
③学校の成績アップや入試対策を考えている
保護者の多くは、お子さんが高校入試で希望する学校や難関校に進学できるよう、学校の定期テストからしっかり取り組んで欲しいと考えています。
スマイルゼミの中学生コースでは、学校の定期テスト対策として指定の範囲内の復習ができるカリキュラム生成や、内申点にも影響しやすい保健体育・美術といった実技4科目も学習できるなど、あくまでも学校の成績アップを前提としたサービスが特徴的です。
小学生コースでも、発展クラスでは将来の入試を見据えた学力を伸ばそうとした問題を必要に応じて出題してくれます。
お子さんの入試に向けた対策を早いうちから進めたいなら、スマイルゼミは最適です。
おすすめできない人の特徴とは?
次に、スマイルゼミのカリキュラムを分析した上でおすすめできない人の特徴をまとめました。
①受講料金や諸費用はなるべく抑えたい
スマイルゼミは内容やサポートが盛りだくさんな分、受講料金は高めで専用タブレットに関する諸費用も発生してしまいます。
さらに、学年が上がるにつれて受講料金も上がってしまうシステムです。
できる限りお子さんの通信教育には費用をかけたくない、というご家庭にとっては入会する際の懸念点となってしまうでしょう。
スマイルゼミよりも、受講料金が安い通信教育もあるので、さまざまなサービスを比較するのがおすすめです。
②学習完了後に保護者もタブレットを使いたい
デメリットでもお伝えした通り、専用タブレットには有害コンテンツブロックやインターネットアクセス制限があるので、保護者もタブレットを通常の使い方で使いたいという場合には利用できません。
あくまでもお子さんの学習専用タブレット、という前提のもと用意されているので、学習以外でも家族で共有したい場合にはスマイルゼミのタブレットはおすすめできません。
また、兄弟が同じコンテンツを使いたい場合も、契約者ひとりにつき1台となるため、同じタブレットを活用した学習コンテンツの利用はできません。
兄弟で1台で使えるタブレットや、自宅タブレットでも利用できる通信教育サービスはほかにあるので、他サービスの検討もおすすめです。
③お子さんの学習サポートもお任せしたい
親御さんが多忙で、お子さんの学習を見守ったりサポートする時間がない家庭も多いでしょう。
スマイルゼミはタブレットがあれば一人でも学習を進められますが、お子さんからの学習相談や進捗が悪いときのフォローは、保護者に積極的な参画を推奨しているサービスです。
そのため、お子さんへ学習のサポートをする時間がなかったとしても、専門チューターにお願いするといったサービスがありません。
ほかの通信教育には、オンライン家庭教師サービスや添削・コーチ制度を採用したサービスもあるので、そちらの検討もおすすめです。
【体験レポート】スマイルゼミならではのカリキュラムを分析
スマイルゼミでは大きく「幼児向け」「小学生向け」「中学生向け」のカリキュラムが用意されています。
ここからは、それぞれのカリキュラムの特徴を紹介していきます!
【分析結果】幼児向けカリキュラムの魅力は?
・文章読み上げ、自動丸付け機能などで一人でも学習できる
・専用タブレットペンで正しい持ち方を習得
・学習のやりすぎを防ぐ学習時間設定システム
スマイルゼミの幼児コースでは、年長さん・年中さんのクラスが常時開講されていて、年少さんは冬季限定で講座が開講されているのが特徴です。
タブレットがあれば保護者がつきっきりでなくても、文章読み上げ機能や自動丸付け機能でどんどん問題を解き進められます。
また、専用タブレットは三角形で自然と正しいペンの持ち方を習得できるものを採用しているのも大きな特徴です。
お子さんの学習時間を保護者が設定できるので、やりすぎによってお子さんが飽きてしまったり・視力が低下してしまうといった心配もありません。
幼いうちからお子さんを英語に触れさせたいと思っている親御さんは、スマイルゼミの幼児コースがおすすめです!
【分析結果】小学生向けカリキュラムの魅力は?
・学力診断テストはタブレットでも書いて解く問題を出題
・小学生のお悩み”夏休みの宿題”もサポート
・発展クラスでは小学生のうちから入試につながる深い知識を身につける
スマイルゼミの小学生コースは、好きなタイミングで学力診断テストを受けられるのが特徴です。
タブレットとはいえ書いて解く形式を採用していて、自分で考える力もつきます。
テスト結果に応じて苦手な単元を集中して復習できる問題を生成してくれたり、年3回ある全国学力診断テストでは他ユーザーの中での立ち位置を客観的に知れます。
また、小学生ならではの夏休みの宿題「読書感想文」や「自由研究」についても、自分にとって好みのテーマを提案してくれたり、書き方やまとめ方を解説してくれるのが大きな特徴です。
【分析結果】中学生向けカリキュラムの魅力は?
・学校の定期テスト対策でオリジナルカリキュラムを自動生成
・内申点でとくに影響しやすい実技4教科も対策できる
・特進クラスでは難関校向けの入試実践練習を積み重ねる
スマイルゼミの中学生コースは、学校から指定されたテスト範囲のページを打ち込むと、自動でテスト対策のカリキュラムを作成してくれるのが大きな特徴です。
また、主要5教科だけでなく、実技4科目(保健体育・音楽・美術・技術家庭)も対策できるので、内申点もばっちり対策できます。
このように実技4科目にまで対応している通信教育は多くありません。
さらに、特進クラスでは難関校向けの入試対策問題をひたすら練習できるなど、1年生のうちから志望校に向けた受験勉強に取り組めます。
【分析結果】高校生向けカリキュラムの魅力は?
・戦略AIコーチが提示する計画に沿って学習できる
・つまずきを発見して解説や最適な対策講座を配信してくれる
・学習に遅れが生じても計画を立て直してくれる
スマイルゼミの高校生コースは、戦略AIコーチが提示する計画に沿って学習を進められます。
自分で学習計画を立てることなく、目標への最短コースを考えてくれるのが嬉しいポイントです。
さらに戦略AIコーチが、自分では気づいてない「つまずき」を検知し、その場で解説や最適な対策講座を配信してくれるのも大きな特徴となっています。
講座はアニメーションで解説してくれるので、理解しやすいです!
スマイルゼミの料金とキャンペーン情報を解説
スマイルゼミの受講料金は、以下のようになっています。
料金表
幼児コース | 【年中・年長】 3,960円/月【年少 冬講座】 講座の応募開始時に提示【英語プレミアム HOP/STEPコース】 869円/月 |
小学生コース | 【小学1年生】 標準クラス 4,268円/月 発展クラス 5,038円/月【小学2年生】 標準クラス 4,510円/月 発展クラス 5,610円/月【小学3年生】 標準クラス5,170円/月 発展クラス 6,380円/月【小学4年生】 標準クラス 5,830円/月 発展クラス 7,040円/月【小学5年生】 標準クラス 6,710円/月 発展クラス 7,920円/月 【小学6年生】 【英語プレミアム HOP/STEPコース】 【英検コース】 |
中学生コース | 【中学1年生】 標準クラス 8,580円/月 発展クラス 15,840円/月【中学2年生】 標準クラス 9,680円/月 発展クラス 16,940円/月【中学3年生】 標準クラス 10,780円/月 発展クラス 18,040円/月【英語プレミアムコース】 4,378円/月 |
備考 | その他、専用タブレット代が10,978円 ※月謝は入会のタイミングによって変動 ※6ヵ月/12ヵ月一括払いで割引あり ※指定期間未満で退会の場合は追加請求あり |
公式キャンペーンページ | https://smile-zemi.jp/form/apply/req_info/ |
また、スマイルゼミでは季節によってお得なキャンペーンを多数展開しています。
指定の期間までに入会や資料請求をするだけで、全員がもらえるプレゼントキャンペーンが多いのが特徴です。
プレゼントの内容は、お子さんが喜ぶポケモンなどのオリジナルグッズなどが用意されています。
期間限定キャンペーンは都度変わるので、ホームページを見て最新情報を逃さないようにしましょう!
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